資産運用

積み立てNISAとiDeCo(イデコ)は併用できる!iDeCoとはどんなもの?

2019年3月から積み立てNISAとiDeCo(イデコ)を併用しています。
ちょうどこれを書いている2019年6月は「老後資金の不足金額は2000万円」という話題で持ち切りです。
結局各々の家計の状況により金額は異なってくると思いますが、年金が何歳からもらえるかもわからない時代なので
節約や資産運用は必要だと改めて感じました。

iDeCo(イデコ)とは

個人型確定拠出年金という自分で作る年金制度のことです。
毎月一定の金額を積み立て定期預金や投資信託という金融商品を利用して資産を運用する制度です。
毎月5,000円の掛け金からはじめることができ、1,000円単位で金額を決めることができます。
企業年金なしの会社員の場合上限2万3,000円まで掛け金にすることが可能です。
途中でも金額の増減は可能ですが、60歳まで引き出せないので無理をしない金額で設定することが大切です。

iDeCoのメリット

メリットは大きく3つあります。
1つ目はその年の所得税と翌年の住民税が安くなります。
掛け金が全額所得控除の対象となり、節税効果があります。

2つ目は運用で得た利益に掛かる税金が非課税になります。
通常だと運用で得た利益には20%税金が掛かりますがiDeCoなら非課税となります。

3つ目は退職金や公的年金の税制が適用され税金負担が軽くなる場合があります。

iDeCoと積み立てNISAの違いは?

年間運用額の上限で比べる

iDeCo (企業年金なしの会社員の場合)
毎月上限2万3,000円なので年間上限276,000円

積み立てNISA
年間上限40万円(非課税枠は20年間で最大800万円)

運用期間で比べる

iDeCo
加入から60歳まで積み立て可能で70歳まで運用可能

積み立てNISA
最長20年まで非課税運用が可能

受け取りで比べる

iDeCo
原則60歳まで受け取り不可
掛金の積み立てをしないで運用のみを行うことはできる

積み立てNISA
いつでも自由に解約可能

iDeCoは積み立てNISAと併用できる

私は積み立てNISAから運用を開始しました。
なぜ積み立てNISAを選んだのかというと、これから結婚出産などを控えているので、このままずっと正社員として働いていけるか見通しが立たなかったためです。
iDeCoは年収103万円未満の人や専業主婦など、納税していない人は節税のメリットがなく、iDeCoのメリットが少なくなってしまいます。
また、これから色々とお金が掛かる可能性が高いのに、60歳まで受け取ることができないのはリスクが高いと判断しました。

その後結婚をしても出産をしてもこのまま正社員で働くだろうという見通しが立ったことと、給与が月2万円アップしたので節税と老後資金の貯蓄を考えてiDeCoも運用を開始することにしました。
年収と掛け金によって節税額は変わりますが、私の場合は年間8万円程の節税効果が期待できます。

結果的に私は積み立てNISAとiDeCoを両方上限額いっぱいで併用して運用することになりました。
無理に併用する必要もないですし、併用しても上限額いっぱいまで投資する必要もないです。

しかし積み立てNISAやiDeCoを利用することは、将来の老後資金に大きな差ができるのではないかと思います。
証券会社を開設したり、NISAの申し込みやiDeCoの申し込みなど少しハードルが高いですが、お金に対する意識も変わると思うのでぜひ運用してみることをお勧めします!

ABOUT ME
kacchi
Kacchi30代結婚に向けて同棲中の共働きです。 ご飯を作ることが1日のストレス解消になるくらい、食に関することが大好きです☆ 毎日の節約献立とお金のコトを中心に頑張って更新します!