去年の2月頃、百日咳と咳喘息の両方にかかりました。
これが本当に苦しくて辛かったです・・・
今まさに咳で悩んでいる方の参考になればと思います!
咳が止まらない、透明な痰がでる
中学生の頃から冬になると咳が止まらないことが多々ありました。
喉がイガイガ、チクチクして喉がむず痒い!
喉が乾燥に弱いせいだとずっと思っていましたが、大人になるにつれて冬の咳は悪化。
さらに透明な痰が喉に絡むようになり、そのせいでさらに咳が出て、咳が止まらず吐いてしまうこともありました。
20歳を過ぎた頃耳鼻科にかかり調べてもらいましたが、慢性鼻炎と診断されて痰が出やすくなる薬をもらって終了。
薬を飲んでも全く良くならなかったので通院するのをやめてしまいました。
この時から病院に行っても治らないと思い、10年間ほど調子の良い時と悪い時を繰り返していました。
30歳になった頃から調子の悪さはピークに。
秋から冬にかけては絶不調で咳が出ることで体力も奪われ仕事中も集中できない状態になってしまいました。
このままじゃいけないと思い良い病院を探すことに。
そもそも耳鼻科が正しかったのかもわからないので一から調べ直しました。
そこで行くことにしたのが呼吸器科です。
病院の口コミサイトで評判の良い呼吸器科の予約を取ることに。
評判が良いだけあって予約日はまさかの一ヶ月後!
せっかく重い腰を上げたのにそこから一ヶ月も待たされるとは思いもしませんでした・・・
咳が自分の意志で止められない!
予約日まであと2週間という時に、咳がさらに悪化。
今までの咳はなんとか我慢しようとすれば我慢ができたのですが、全く我慢がきかない咳に変わってしまいました。
喉のむず痒さがひどく、一度咳をするとそこから自分の意志で止めることができません。
咳込み過ぎて顔が真っ赤になり、涙も出ます。
仕事中も食事中も夜中に寝ていても咳込むため睡眠も十分にとれず、本当に疲れ果ててしまいました。
あと1週間後には呼吸器科に行けると思い我慢しようと思いまいたが、我慢できる状態ではなくなってしまったので近所の呼吸器科内科へ。
口コミサイトの評判が良くなかったので行かないことにしていたのですが藁にもすがる思いです。
症状を詳しく問診表に書いたにも関わらず、簡単な問診だけで咳止めの薬を出されて終了。
本当にこれで効くのかと半信半疑で薬を飲みましたが、案の定症状は良くならず・・・
結局辛い状態のまま、予約した呼吸器科へ行く日を迎えました。
診断結果は咳喘息
前に行った呼吸器内科とは全く違い、簡単な問診でも的確に私の症状をわかってくれました。
今までの悩みからやっと解放されるかもと期待が持てます。
レントゲンと呼吸機能検査と血液検査を受けることに。
問診と肺の音、レントゲンと呼吸機能検査で咳喘息という診断になり、吸入ステロイドの薬が処方されました。
血液検査については、百日咳の可能性もあるのでということで受けることになりました。
血液検査の結果 百日咳陽性
数日後病院から電話が掛かってきました。
まさかの百日咳陽性とのこと!
百日咳は咳や痰・唾液などにより飛沫感染することで発症します。
そうなんです、インフルエンザと一緒で他の人に感染する可能性があるのです!
病院にもう一度行き、抗生物質とあまり効果はでないが咳止めもということで処方されました。
また、既に治りかけているので感染力は弱いと思うが必ずマスクをするようにと言われました。
咳をどうにかしたくて予約した呼吸器科でしたが、まさかの咳喘息と百日咳の2つの治療をすることになるとは思いませんでした。
その後処方された抗生物質と咳止めを飲み数日後に再度血液検査をして、百日咳は完治しました。
ちなみに百日咳で咳込んでいた時、彼と同じ部屋で過ごしていましたが彼に感染することはありませんでした。
本当に良かった・・・
咳喘息の治療は?咳と痰はどうなった?
咳喘息の治療として初回は下記処方をされました。
モンテルカスト錠10mg
ツロブテロールテープ2mg
フルティフォーム125エアゾール56吸入用
指示された通りに使用することにより、咳と痰はかなり軽減されました!
今まで悩んでいたのがウソのようです。
体調が悪いと症状が出ることもあるので、1年経った今でも2か月に1度通院してモンテルカスト錠とフルティフォーム125エアゾール吸入は継続しています。
その他にも漢方の麦門冬湯エキス顆粒を食事の前に飲むようにと処方されています。
麦門冬湯は咳、痰、気管支炎、気管支ぜんそくなどの治療薬として使われる漢方です。
まとめ
症状が良くなることで精神的にもかなり楽になりました。
今回のことで病院選びは本当に大事だと痛感しました。
口コミサイトなどで病院の情報をしっかり調べてから行くことをお勧めします。
一度病院に行って症状が良くならなかった方も諦めず、別の病院に行くことをお勧めします!