子宮がん検診で精密検査を受けた話

今回は子宮がん検診で再検査になった時のことを書きたいと思います。
うちの家系にはがんになる人が多かったので、私自身もいつかなるのではという不安がある中での再検査でした。
同じように不安がある方の参考になればと思います！

はじまりは2年前

2016年4月会社の健康診断を受けました。
毎年必ず乳がん検診と子宮がん検診を受けています。
乳がん検診は超音波検査（エコー）と問診・視触診を受け、子宮がん検診は問診・視診と細胞診の検査です。
細胞診はヘラで子宮頚部をこすり、細胞を採取されますがほとんど痛みはなく短時間で終わります。
最初に受けた時はやはり恥ずかしさもあったのですが、今では全く気にならなくなりました。

受診から数週間で検査結果が届いたのですが、受け取った瞬間にイヤな予感が・・・
毎年もらっている封筒より厚みと重みを感じます。
「これは・・・」と思い開封してみると、予想通り精密検査のご案内と書かれた用紙が入っていました。

細胞診の結果はLSILのクラスⅢa

子宮がん検診の分類は下記のようになっています。

私の結果は「要二次検査　　細胞の変化が強くみられます」というものでした。
いつか自分も何かしらのがんになると思い続けていましたが、
いざ再検査となると不安な気持ちになったことを覚えています。

紹介状を持って精密検査へ

不安な気持ちはありましたが、早くはっきりさせたいという気持ちが強かったので
すぐに勧められた病院で検査予約を取りました。
当日は健康診断の結果と精密検査の依頼書、保険証を握りしめて病院へ。
問診を受け、その後パンチバイオプシーという検査を受けました。

パンチバイオプシーとは？痛い？

私のようにクラスⅢa以上の場合は、コルポスコピーと組織診を行うということでした。
コルポスコピーで病変を見つけ、パンチ生検器具で組織を数か所採取されます。
これをパンチバイオプシーと呼ぶそうです。
採取時はチクっとした痛みが数回ありましたが、それほど痛みはありません。
あっという間に終わります。
出血するとのことでガーゼを詰め込まれましたが、それほど出血することはありませんでした。

密検査の結果

1週間後に検査結果を聞くために病院へ。
健康診断の結果通りLSIL（Ⅲa）という結果でした。
ほとんどの人が自然に異常なしのⅡaに戻るが、症状が進んでしまうこともまれにあるという説明を受け、
今後は経過を見るため3か月ごとの検査が必要と告げられました。
結果が分かったところで薬などがあるわけではなく、自然に治るようにストレスを溜めずに免疫力を上げるしかないようです。
そう言われても仕事をしている以上、というか生きている以上ストレスは溜まってしまいますよね・・・

HPV（ヒトパピローマウイルス）も陽性

後日HPV検査も受けたのですが、こちらも陽性でした。
HPVは「子宮頸がん」の原因となるウイルスです。
HPVに感染してるからといって必ず子宮頸がんになるわけではありませんが、
HPVが自己の免疫力によってなくならない限り、がんに進行してしまう恐れがあるそうです。

今ではHPVの感染有無を病院に行かなくても自分で検査することもできます。
子育てやお仕事が忙しく検査が受けられていない方、検査に抵抗がある方は、 まずはご自宅で手軽に調べてみることをお勧めします。
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再検査から2年半　今の状態は？

再検査から三か月おきに必ず検査を受けていました。
ネットで調べるとすぐに異常なしに戻ったという方も多く見かけたので、
私もすぐに戻るだろうと少し楽観視していましたが、1年経過してもクラスⅢaから変化なし。
さすがに少し怖くなったので、免疫力UPのために生活を見直すことにしました。
更に1年経過した2年後、ついに異常なしの結果に！
今後は半年に1回の検査でOKとのことでした。
免疫力を上げるために生活を見直したのが良かったのか、ただストレスが減っただけなのかはわかりませんが、またクラスが戻らないように生活には気を付けていこうと思います。
【追記】
2018年12月の検査結果も異常なしの結果に！
これで半年ごとの検査から1年に1度の検査になりました。
今後も毎年子宮がん検診と乳がん検診は必ず受診しようと思います。